社会

ドローン一部免許制に 第3級陸上特殊無線技士について

総理大臣官邸の屋上に墜落しているのが発見されて話題となったドローンですが、一部免許制にすることが検討されているようです。

「空の産業革命」とも呼ばれる新技術がこのように規制されてしまうのは残念な気もしますが、悪用された際の危険性を考えれば仕方がありませんね。

今回検討されている案では一部の通信性能の高いドローンの運用に際して第3級陸上特殊無線技士という国家資格の取得を義務付けることになりそうです。

第3級陸上特殊無線技士とはどの程度の難易度で費用はどのくらい掛かるのでしょうか?

調べてみました。

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第3級陸上特殊無線技士とは

陸上特殊無線技士とは、総務省が所管の無線従事者の一種で国家資格です。

学生から社会人まで大体170万以上が取得していると言われています。

陸上特殊無線技士の場合、1級から3級まで存在します。

中でも1級は相当の難易度で電気・電子系を専門に勉強している人間でないと合格は難しいと言われるほどの専門性の高い資格です。

今回取り上げる3級は1級と比べればずっと優しく、アマチュア無線免許を持っていたり電気・無線工学に興味のある方だったらそこまで苦も無く合格できるようです。

アマチュア無線免許は2日間の講習を受講して試験に合格すれば誰でも取得出来る資格です。

ですので第3級陸上特殊無線技士は電気・無線工学に興味があり学ぶことを苦としない方ならば多くの方が取得可能な資格であると言えるでしょう。

陸上特殊無線技士の級ごとの合格率は1級が30%、2級が70%、3級が80%と言われています。

合格率80%ですのでしっかりと準備をしていけば大丈夫です。

取得方法と費用

第3級陸上特殊無線技士の取得方法は2種類存在します。

国家試験に合格するか、養成課程を修了することのどちらかです。

国家試験の試験問題は無線工学と法規、マークシート形式で受験時間は60分です。

内容は無線工学が電波関連や無線設備の取扱方法など理系分野の問題。

法規は電波法を中心とした文系分野の問題となります。

受験料は5,152円です。

養成課程は認定を受けた団体で講習を受けます。

特徴として平成25年度よりeラーニングによる講義も可能となっています。

無線工学の講習を2時間以上、法規の講習を4時間以上受けた上で修了試験に合格すると晴れて第3級陸上特殊無線技士の資格を取得出来ます。

修了試験の受験時間は無線工学、法規がそれぞれ45分です。

また修了試験はCBTつまりパソコン上でも受けることが出来ます。

費用は25,834円です。

合格率8割であることを考えると国家試験で一発合格を狙っても問題ないと思います。

過去問もありますし、試験が近づくと講習会を実施している所もありますのでそれらを活用すればまず合格出来るはずです。

養成課程のメリットとしては完全にパソコン上で完結出来る点と時間短縮が挙げられます。

国家試験は年3回 6月・10月・2月ですので、ちょっとズレると3か月も待たなければならなくなります。

養成課程ならば計6時間の講習さえ終えれば修了試験を受けられますので、短時間での取得が可能となります。

多少費用は増えますが、パソコン上でも受講できて短時間で取得できるのは大きなメリットでしょう。

何が出来るのか

第3級陸上特殊無線技士を取得すれば警察無線や消防無線、タクシーの無線などを操作することが出来ます。

とはいってもその職に就いていない限りは今のところ意味がないということですね。

ここに新たにドローンの運用が加わるかもしれないということです。

ただ現在の案では通信可能距離が5km以上の高性能ドローン以外は免許はいらないとなっています。

今販売されているドローンでは10万円を超えるものでも5kmも飛ばせません。

現在の案のまま可決される分には私たちにはほぼ問題ありません。

ドローンを所持している、購入を検討している方は急いで第3級陸上特殊無線技士を取得しなくても大丈夫です。

成り行きを見守りましょう。

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コメント

    • 加茂 泰広
    • 2016年 10月 19日

    私現在では昔所得したアマチュア無線4級と3級を所得しておりますがやはりドローン飛ばせるのには特殊無線技士は必要ですか?

    • 管理人
    • 2016年 10月 26日

    加茂様コメントありがとうございます。
    ドローンについては飛行に関する規制は出来ましたが、飛行するのに免許などは現状必要ありません。
    ですので質問への回答としては「現状必要ない」となります。
    ドローン自体が新技術のためぴったりと当てはまる技能資格はありません。
    近いものとして記事で取り上げた第3級陸上特殊無線技士とアマチュア無線4級が挙げられると思います。

    特にアマチュア無線4級はドローンの視点で映像を見れる「FPVドローン」を操作するのに現在でも必要になる資格です。
    映像を送るのに5.6GHz周波数を使用するためです。
    これからどうなるかわかりませんが仮に新たな資格を取得することになってもアマチュア無線3級4級に近い内容の試験になるのではと思います。

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