サッカー日本代表はアウェイで見事な勝利を飾りました。
攻撃的なサッカーが戻ってきたようで、このままの勢いでアジア予選を突破してほしいですね。
さて日本代表の試合を見ていてふと気になったのがユニフォームです。
普通は背番号の上に名前がありますが、今回は名前がありませんでした。
このため見ていて違和感がありましたね。
日本代表のユニフォームに名前がなかったのはなぜなのか、調べてみました。
背番号は23番まで
調べた所まず国際サッカー連盟FIFAの規定によりワールドカップ出場選手が背番号として使用できる番号は1番から23番までと定めらているそうです。
確かに99番などの大きな番号は国際試合では見かけませんね。
ちなみに1番はゴールキーパーしかつけられない番号で、正ゴールキーパーがつけています。
怪我の影響で召集メンバーは入れ替わりがありますが、今は1番の東口選手から23番の六反選手まで23人に23番がきっちりと割り振られています。
つまり23番までしか使えないということです。
追加招集のために名前がない
23番までしか使えないということは万が一選手が怪我をしてしまったらどうなるでしょうか。
練習中に怪我をしてしまうことも十分に考えられます。
そうすると追加で選手を招集しなければならなくなります。
フィールドプレイヤーは11人で23人呼ばれているので1人抜けても試合自体は出来るのでしょうが、主力の選手が抜けてしまうと戦術そのものを変更しなければならない可能性がありますからね。
1人選手が抜けて追加で召集されるとその選手は抜けた選手の番号を背負うことになります。
23番までしか使えないことになっている上、公式戦では一度登録された選手の背番号は変更出来ません。
もしこの時名前が入っていると追加招集の選手はこのユニフォームが使用できません。
万が一の時の追加招集のために名前がなかったんですね。
アウェイ限定の措置
ホームの試合では公式戦でも名前は入っています。
日本にいる限りは緊急に選手の変更があってもいくらでも対応出来ます。
しかしアウェイでは事情が異なります。
持って行ける荷物の量は限られていますし、わざわざ作り直して持って行くのも大変です。
作り直したユニフォームを送っても届かないなんてトラブルも国際便では考えられます。
ならば初めから名前がない背番号だけのユニフォームの方が臨機応変に対応出来ますね。
離脱等の対応を考えてアウェイでは名前が入ってない背番号だけのユニフォームを使っています。
このような事情があったようです。
見慣れないのと背番号と肩の蛍光ラインとの間が空いていたので違和感がありましたね。
ラインが無かったらスッキリしていてそれはそれでありなのかもしれません。
厳しい戦いが続きますが本選出場目指して頑張ってもらいたいです。