今年は錦織圭選手が大活躍の1年でした。
テレビでテニスを見る機会も増えて嬉しい限りです。
テレビで見る機会が増えるにしたがって一度は実際に観戦したいと思われる方も多いと思います。
ただテニスの観戦マナーがわからない、大変そうだと考える人もいるでしょう。
そこで今回はテニスの観覧マナーについて調べてみました。
テニスの観戦には非常に多くの決まりごとがあるものだと私も思っていました。
でも意外と自由です。
テニス=紳士淑女のスポーツ
であることを肝に銘じ、プレーヤーはもちろん私たち観客も紳士淑女の振る舞いを心掛けるということです。
まず一部の席を除いて飲食が可能です。
アルコール類の飲酒も可能なところが多いようです。
これは意外ですね。
またタイミングがありますが声援を送る、一緒に見に来た友人と喋る、写真を撮る全て可能です。
服装も特に決まりはないので他のスポーツを見に行くのと同じ感覚で基本的には大丈夫です。
気を付けるポイント
テレビで一度でもテニスの試合を見たことがある方はご存じでしょうが、プレー中に声を出すのはマナー違反です。
サーブはもちろんラリーの最中も全神経を集中してプレーしています。
テニスと言うスポーツは自分のミスが即相手のポイントになる過酷なスポーツです。
ミスをしないように気を付けながらつねに相手の出方を読みプレーを組み立てているのでその集中を乱すようなことはやめましょう。
カメラのフラッシュやシャッター音も集中を乱すものです。
写真を撮るつもりならシャッター音を消してフラッシュを焚かない様に設定しましょう。
携帯電話やスマートフォンも同じ理由で必ずマナーモードに設定しましょう。
同じように立ち歩きも選手の集中を乱します。
ラリー中やサーブの際に席を立つのはマナー違反です。
席の移動はコートチェンジ時に行ってください。
コートチェンジは3ゲーム目から奇数のゲーム終了時に行われるルールなのでこのタイミングで移動しましょう。
ほかにもセットが終わったタイミングで休憩を挟みますのでそこが席移動のチャンスです。
万が一席を離れている時にゲームが始まってしまったら、次のコートチェンジの時まで自分席には戻れないので注意が必要です。
これは日本特有のものとして問題になりましたがため息です。
応援している選手がミスをしてしまうと「あ~」とため息を付く気持ちはよくわかります。
私もテレビ前で「あ~」と言っています。
でも目の前の選手に聞こえる状況でため息をつくのはやめましょう。
ため息をつかれたら誰だってイライラします。
イライラとした心理状況ではミスを誘発しさらに逆境に追いやられてしまいます。
応援している選手のためにもぐっとこらえましょう。
あと大事なことは選手を称えることです。
例え相手のプレーヤーの得点であってもポイントが決まった際には拍手で称える、これがテニス観戦のマナーです。
応援する選手も相手の選手も気持ちよくプレーをし、素晴らしい試合になる様に私たち観客も協力しましょう。
白熱した素晴らしい試合は勝敗以上に感動を与えてくれます。
素晴らしい試合を楽しむことが何よりも大切なことかもしれませんね。