いよいよ4大大会最後の全米オープンテニス2015が始まります。
昨年準優勝のこの大会で今度こそ優勝を目指して頑張ってほしいですね。
錦織圭選手は怪我の調子が少し心配ですが、ここまで順調に大会をこなしてポイントを稼いでいるので期待出来そうです。
気になる全米オープンテニス2015のドロー表が発表されましたので、錦織選手の対戦相手とこれからの対戦相手の予想、1回戦の相手について取り上げたいと思います。
全米オープンテニス2015のドロー表決定
錦織選手は第4シードで第2グループに入りました。
順調にポイントを稼いだ成果ですね。
トップハーフに入ったので準決勝ではジョコビッチ選手と当たる組み合わせですが、フェデラー選手やマレー選手でも厳しい相手には違いないのでここはしょうがないですね。
前年に比べれば悪くはない組み合わせだと思います。
全米オープン公式ページよりトーナメント表を持ってきました。
第2グループの一番上にKei Nishikori (JPN)がいますね。
錦織選手が順当に勝ち抜いていくと対戦相手は恐らく以下のようになるはずです。
対戦相手を予想してみました。
1回戦目 ブノワ・ペール選手
2回戦目 マルセル・イルハン選手
3回戦目 ドルゴポロフ選手 or ロブレド選手
4回戦目 ツォンガ選手 or モンフィス選手
準々決勝 フェレール選手 or チリッチ選手 or ディミトロフ選手
準決勝 ジョコビッチ選手 or ナダル選手
ナダル選手やワウリンカ選手が同じ山に入る可能性もあったのでそれを考えれば良いドローと言えるでしょう。
今年の全米オープンは4回戦が山場となりそうですね。
全仏オープンで敗れたツォンガ選手と驚異の身体能力を持つモンフィス選手が相手となります。
世界ランクを考えるとツォンガ選手が勝ち上がるのが順当ですが、ハードコートですから実はモンフィス選手が勝ち上がるのではないかと私は考えています。
錦織選手とは一度しか対戦していないのでもし勝ち上がったら試合が楽しみですね。
波に乗ったモンフィス選手を倒すのは容易なことではありませんが。
準々決勝では昨年の決勝で敗れたチリッチ選手が予想されます。
もし対戦するのであれば昨年の雪辱を果たしてほしいですね。
錦織選手は今年ビッグサーバーに慣れた感じがありますので、昨年ほどチリッチ選手に圧倒されることもないでしょう。
よく対戦する機会のあるフェレール選手も予想されますが、怪我で最近は調子がよくありません。
そうすると意外とディミトロフ選手が勝ち上がってくるのかなと思います。
フェデラー選手に似ていると言われるプレースタイルと強烈なストロークを持つ選手でこちらも強敵です。
準決勝はほぼジョコビッチ選手でしょう。
疲労がどこまで回復しているかが鍵になりそうですが、仮に調子が悪くても簡単に勝てる相手ではないですね。
ブノワ・ペール選手
1回戦で対戦するのは世界ランキング41位のブノワ・ペール選手です。
1回戦で当たるにはランクの高い相手ですね。
フランス出身の26歳の選手でランキング最高位は24位です。
196センチの長身から繰り出すサーブは強力です。
今月行われたシンシナティマスターズ2015でジョコビッチ選手と対戦しましたが球がとにかく伸びる印象を受けました。
特にバックハンドに自信を持っているようでフォアで打てる場面でもあえて回り込んでバックハンドで打つこともあるようです。
対戦成績は錦織選手が2戦2勝しています。
しかしブノワ・ペール選手はフランス次世代のスターと期待されていた選手で7月のスウェーデン・オープンでATPツアー初優勝を飾りました。
何かを掴んだのだとしたら簡単な相手ではないでしょう。
1回戦から見ごたえのある試合になりそうです。