最近ダイエットのみならず美容にも効果的だとして注目されている食材があります。
それがチアシードです。
ミラクルシードとも呼ばれる万能食材は、セレブやモデルが愛用しているということで海外でブレイクしました。
日本でも少しずつ注目度が増しているチアシードとはどのようなものかご紹介します。
チアシードとは
チアシードとはチアと言うシソ科の植物の種です。
メキシコが原産地の植物で古くは古代マヤ文明、古代アステカ文明の時代には貴重な栄養源として重宝されていたようです。
その名の通り種なので小さく、1~2mm程度の大きさしかありません。
ごまと同じかちょっと大きなサイズですが、形が楕円形で色が黒一色ではなく灰色や茶色、白が混ざっている点で違いがあります。
チアシードの大きな特徴として水を含ませると吸収して膨らみ、ゼリー状の物質が出来ます。
この特徴がチアシードがダイエットに効果的だと言われる理由です。
水分と共に食べたり飲んだりすればお腹の中で膨張するため満腹感を得ることが出来るのです。
1時間も水に漬ければぷるぷるのゼリー状になり、本体も10倍以上に膨らむそうです。
ごまみたいな見た目なのに凄い効果ですね。
発生するゼリー状のものの正体ですが、グルコマンナンと呼ばれるこんにゃくの主成分です。
こんにゃくは有名なダイエット食です。
得体のしれない物だと不安ですが、こんにゃくの主成分だとわかっていれば不安もなくダイエット効果があるという評判にも説得力が出ますね。
ミラクルシードの所以
チアシードはミラクルシードとも呼ばれています。
水とチアシードさえあれば健康を維持できるとまで言われるほど栄養が豊富に含まれているからです。
現代人が不足しがちなミネラル分ではカルシウム、カリウム、鉄分、亜鉛などの成分が豊富に含まれています。
また魚に多く含まれるとして注目されるオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)の含有率が多いのが特徴です。
体内では生成できない「必須脂肪酸」と言われるもので、血流を改善し脂肪燃焼、コレステロール低下などの効果が期待できるものです。
他にも美容効果や脳機能を活性化するとも言われるオメガ3脂肪酸が多く含まれているため、チアシードはダイエットのみならず美容や健康にも効果があるとされているのですね。
こんにゃくの主成分だけならこんにゃくを食べていればいいわけですが、この豊富な栄養素がチアシードが注目される理由です。
ダイエットだけでなく不足しがちな栄養を補給でき、美容にも効果があるのですから海外で流行するのも当たり前です。
こんな理想的なものが存在したのですね。
チアシードの食べ方
ダイエットには理想的なチアシードの食べ方ですが、何かに混ぜて取り込むのが一般的なようです。
チアシード自体は無味のためどんなものにも合わせやすいです。
食べ方については大きく2つあります。
1つはそのまま何かに混ぜてしまう方法です。
海外ではヨーグルトやグラノーラに混ぜている方も多いようです。
こんな感じで水分が多めの何かと混ぜて食べるといいでしょう。
パラパラとかけるだけなので楽ですね。
普段の朝食にチアシードをプラスする感覚なので強く意識せずに取り組めそうなのもいいです。
もう1つはプルプル感を生かす食べ方です。
水分に10分から1時間も浸せばぷるぷるのゼリー状になります。
プルプル感を生かしてスムージに加えると食感が追加されて美味しいみたいです。
ジュースに加えても食感が足されるので面白いですね。
無味なので特に制約はありません。
ごまのようにサラダなどにかけてもいいですし、魚にゼリーごとかけてもいいでしょう。
大事なのは無理のなく今までの食事にチアシードを取り込むことです。
上手く普段の食事に取り込めれば続けて摂取することに苦労などないはずです。
ただし特に多めの水分と共に摂取できなかった際には、水分をしっかり取りましょう。
水分が不足すればチアシードが膨らまず十分にダイエット効果を受けることが出来なくなります。
また摂取量は1食大さじ1杯程度、1日2~4杯程度がいいのではないでしょうか?
既定の量はありませんが、栄誉豊富な分取り過ぎも良いとは言い切れません。