全仏オープンテニス2016のドローが決定しました。
今シーズンの錦織圭選手はクレーコートの大会で素晴らしい成績を上げながらグランドスラムに挑むことになります。
マドリード、ローマと大きな大会で王者ジョコビッチ選手を追い詰める戦いが出来たのは大きな自信になったはずです。
フェデラー選手が欠場したこの全仏オープンで錦織選手は優勝候補の1人だと思います。
今から楽しみですね。
トーナメント表も出ているので対戦相手について紹介します。
全仏オープンテニス2016のドロー表決定
錦織選手は第5シードに入りました。
テレビ放送はWOWOWとテレビ東京で行われます。
テレビ東京は昨年も錦織選手の試合を中継で放送してくれました。
地上波で見れるのはありがたいことだと思います。
そんなテレビ東京のトーナメント表が見やすかったので載せておきます。
真ん中より下に錦織選手の名前があります。
このトーナメント表を元に対戦相手の組み合わせを予想すると次のようになります。
1回戦目 ボレリ選手
2回戦目 クズネツォフ選手 or ベッカー選手
3回戦目 ドルゴポロフ選手 or ベルダスコ選手
4回戦目 ガスケ選手 or キリオス選手
準々決勝 マレー選手
準決勝 ワウリンカ選手 or ラオニッチ選手
決勝 ジョコビッチ選手 or ナダル選手
良いか悪いかで言えば悪い組み合わせでしょう。
特に準々決勝でマレー選手と当たるのが最悪です。
つい最近のBNLイタリア国際大会でもジョコビッチ選手を破って優勝していて調子は良さそうです。
球速が落ちるクレーコートのマレー選手は錦織選手から見れば相性最悪の相手でしょう。
4回戦も苦手なガスケ選手か直近の大会で心躍る試合を見せてくれたキリオス選手です。
地元フランスの歓声を味方に出来るガスケ選手、ポテンシャルはトップ10クラスのキリオス選手どちらも強敵です。
特にキリオス選手の才能はBIG4と遜色のないもので、調子がいい時は本当に強いです。
ただ錦織選手の視点で見ればそこまで悪い組み合わせでもないのかもしれません。
むしろマレー選手やガスケ選手、キリオス選手から見た時に錦織選手がこの位置というほうがよっぽど最悪だと思います。
昨年対戦したベルッチ選手や苦手な地元フランスのペール選手を引かなかったのは良かったです。
マレー選手さえ倒せば決勝戦まで行ける可能性は高いでしょう。
準々決勝が山場です。
キャリアグランドスラムが掛かるジョコビッチ選手は
ジョコビッチ選手はとりあえずこの全仏オープンを優勝すればキャリアグランドスラムを達成します。
今の勢いからしたら四大大会を1年で制覇する年間グランドスラム、今年はオリンピックもあるので年間ゴールデンスラムも十分狙えそうです。
年間ゴールデンスラムはとんでもない偉業ですが、ジョコビッチ選手なら出来てしまいそうなのが怖いですね。
昨年取り損ねた全仏オープンでまずはリベンジを果たしたいところでしょう。
ジョコビッチ選手のドローを調べてみました。
1回戦目 ルー・イェンシュン選手
2回戦目 予選勝ち上がり選手
3回戦目 デルボニス選手
4回戦目 アグー選手
準々決勝 フェレール選手 or ベルディヒ選手
準決勝 ナダル選手
決勝 マレー選手 or ワウリンカ選手 or 錦織選手
調子が上向いているとはいえ不安定で一回戦で負けてもおかしくないナダル選手がもし早々に敗れてしまえばほぼストレートに決勝戦まで勝ち上がれるでしょう。
第一シードなので当然ではありますが、かなり楽な組み合わせだと思います。
BNLイタリア国際大会ではナダル選手、錦織選手、マレー選手と強力な相手が続いたために敗れてしまいましたが、この組み合わせならまず負けないはずです。
優勝候補の最有力はジョコビッチ選手です。
錦織選手を応援していますがジョコビッチ選手も注目したいですね。