ユニクロのプレミアムリネンシャツと言えば春夏を通して活躍してくれる素晴らしいアイテムです。
軽くて着心地が良く、こなれた印象を与えてくれるリネンシャツは私も非常に気に入っています。
昨年購入しましたが1年を通して大活躍してくれました。
今年はさらにバリエーションが増えてその人気は衰え知らずです。
すっかりこの時期の看板商品になったプレミアムリネンシャツですが、昨年と違うのはコラボ商品の存在です。
ユニクロ×ルメールも大変な人気コラボですが、そこでもリネンシャツが取り扱われています。
どちらを買おうか迷われる方もいると思いますし、せっかく2枚手元にあるので比較してみようと思います。
素材感、シルエットが違う
まず最初に述べておかなければならないことは、プレミアムリネンシャツは1年間着ていたということです。
購入したばかりのユニクロ×ルメールのリネンコットンシャツと写真で比較するとどうしてもくたびれた印象になってしまいますが、そこはご了承いただければと思います。
このくたびれた感じもリネンシャツの味ですが。
買ったばかりの頃と比べるとやはりくたびれていると思います。
プレミアムリネンシャツとリネンコットンシャツを比較した時に大きな違いとして素材があげられます。
プレミアムリネンシャツは「フレンチリネン」と呼ばれる高品質なリネンを100%使用して作られています。
一方のルメールのリネンコットンシャツはリネン54%、綿46%の麻混素材です。
この素材の違いによりプレミアムリネンシャツのほうがより柔らかい印象を受けます。
実際に着てみてもリネンコットンシャツのほうが硬めの着心地ですが、より綺麗な印象になります。
またシルエットも大きく違います。
デザイン自体はルメールコラボのオックスフォードシャツと同じものを採用しており、非常に上品です。
特に一目で違うと感じるのはポケットの位置でしょう。
写真が分かりにくくて申し訳ないのですが、リネンコットンシャツはかなり下の位置についています。
あえてポケットの位置を下げることでリゾートライクなデザインとなっていますが違和感はありますね。
プレミアムリネンシャツがユニクロらしいデザインで着丈もどちらかといえば長いのに対して、リネンコットンシャツはズボンからシャツを出すタックアウトで着るためにかなり着丈が短く作られています。
裾がばっさりカットされたデザインなので余計に短く見えますね。
リネンシャツにしては硬めの素材感とボタンダウンの小ぶりな襟から、ルメールのものは上品でリゾート感があります。
プレミアムリネンシャツがカットソーを着てアウターとして羽織って使えるのに対して、リネンコットンシャツはどちらかというとジャケットやセーターの中に着るインナー用と言えると思います。
どちらのリネンシャツがオススメか
ルメールのリネンコットンシャツは細かい所までこだわっています。
袖のあたりを比べた写真ですが、ルメールのリネンシャツは袖の第2ボタンが内側に隠してあってすっきり見えます。
なるべく縫い目が見えないように仕立てられたルメールのものはとにかく美しい見た目です。
ではどちらのリネンシャツを買えばいいのか。
私はユニクロのプレミアムリネンシャツをオススメします。
ルメールコラボのリネンコットンシャツはサイズさえ合えば上品な中に抜け感が表現された素晴らしいシャツだと思います。
本当に良い買い物をしたと満足しています。
しかしサイズが合わないと首がゆるゆるでだらしない印象になります。
ユニクロのプレミアムリネンシャツはユニクロらしいデザインですが、そんなに悪いものでもありません。
着丈が長いのも一枚で着る夏にはハーフパンツと相性が良くプラスに働いています。
柔らかく涼しげな素材感は誰が着ても爽やかな印象を与えてくれるものです。
くしゃくしゃにしてTシャツに羽織ってもそれなりに様になるので使い勝手もいいです。
色や柄のバリエーションも年々増えていてお気に入りの1枚を見つけられると思います。
もし迷ったら2枚を持って試着するのが確実です。
どちらのリネンシャツもサイズダウンした方がしっくり来たので、試着の際にはワンサイズ下げたものも試してみることをオススメします。