テニスの4大大会のなかで最後の大会「全米オープンテニス2015」が8月31日からアメリカのニューヨークでいよいよ開催されます。
昨年は錦織圭選手がこの全米オープンで日本人として初めての決勝に挑み、惜しくも準優勝でしたが素晴らしい激闘の数々は今も記憶に新しいです。
今年は優勝候補の1人となりマークもきつくなりますが頑張ってほしいですね。
全米オープンテニスと言えば今年の優勝賞金は破格の4億円超えなのだそうです。
グランドスラムの賞金は年々上昇傾向にありますが、全米オープンのこの額は飛び抜けています。
今回は開幕目前の全米オープンテニス2015の賞金についてご紹介します。
4大大会の賞金について
テニスの大会はATPポイントごとに格式も上がり、4大大会と呼ばれる全豪全仏全英全米オープンは最も格式のある大会です。
テニス選手にとって出場出来るだけで名誉のあるこの大会は賞金額も他の大会を上回っています。
ちなみにこの賞金ですが年々上昇傾向にあります。
4大大会それぞれで競い合っているような部分もあって優勝賞金の高い大会は毎年のように入れ替わっているような印象を受けます。
近年グランドスラムで一番の賞金額を誇っていたのは全米オープンですが、ちょっと前には全豪オープンが一番の賞金額でした。
昔はウィンブルドンが一番高い時もありましたし、徐々に大会ごとの賞金額は上がっています。
今年一番優勝賞金が多いのは全米オープンです。
なんとこの3年間で60%近く賞金額を引き上げているというのですから驚きですね。
全米オープンの賞金について
錦織選手は昨年準優勝でした。
この時の賞金が145万ドル(約1億5400万円)でした。
サラリーマンの生涯年収の半分を1つの大会の準優勝で稼いでしまうのですからすごいですね。
今年はさらにここから10%増額しています。
なお今は円安でレートが120円近くになっているため昨年よりも日本円に換算した額は多くなっています。
全米オープンテニス2015 賞金金額
優勝 330万ドル(約4億920万円)
準優勝 160万ドル(約2億円)
ベスト4 80万5000ドル(約1億円)
ベスト8 41万975ドル(約5100万円)
4回戦 21万3575ドル(約2700万円)
3回戦 12万200ドル(約1500万円)
2回戦 6万8600ドル(約860万円)
1回戦 3万9500ドル(約490万円)
賞金総額4230万ドルです。
優勝賞金は4億円を超える過去最高の賞金となっています。
ドル換算した時に一番安いのが全仏オープンの200万ドルですので、約1.5倍の格差があります。
癖のないハードコートですし、この大会に照準を合わせている選手もいるでしょう。
1回戦で敗れても約500万円も貰えるのは美味しいような気もしますが、出るだけですごいことなんです。
まずアマチュアは賞金が貰えないためプロ登録しなければなりません。
オープン大会ですのでアマチュアでも参加は出来ますが、出場資格として相応のポイントが必要です。
世界ランキング104位までは本大会に出られますが、それ以下の選手は128人で予選を行いベスト16に残らなければなりません。
1億人を超えると言うテニス人口のトップ200の選手でないと予選にすら出られないわけです。
錦織選手がとんでもない世界で戦っていることを実感できます。
改めて頑張ってほしいですね。