強い紫外線の下、長時間肌を出していると怖いのが日焼けです。
日焼けは火傷の一種であり場合によっては炎症や水ぶくれなど火傷と同じ症状を引き起こす危険な物です。
私も学生時代には長時間外で部活動をしていた結果、腕など真っ赤になってしまいかなり痛い目に遭いました。
日焼けもある程度の段階を超えるとヒリヒリでは済まない痛みが出るんですよね。
痛いくらいの日焼けをしてしまった時の対処法についてご紹介しようと思います。
対処の基本は冷やす
まず強い炎症や水ぶくれが出ている場合は速やかに病院へ行きましょう。
それはもう火傷ですので皮膚科や総合病院を受診し、痛み止めのお薬などを頂きましょう。
そこまでひどくは無くても痛いケースについてです。
日焼けした後の対処法ですが、基本は冷やすこれに尽きます。
痛みがある程度収まるまで水道やシャワーを使って冷やしてあげましょう。
冷えすぎても良くないので一か所に浴びせ続けるのではなく、場所を変えながら痛みが和らぐまで冷やします。
全身痛い場合は水風呂も効果的ですが、溜めるのに時間が掛かりますし長く浸かるのも大変です。
腕など局部的に痛い場合にはバケツや洗面台に水を張って、そこに入れて冷やすのが楽でオススメです。
経験上腕と首の後ろが特に焼けやすいのですが、私は洗面台で腕冷やしつつ濡れタオルを首に巻いて冷やしていました。
痛みがあるほど日焼けした時は冷やすと気持ちいいのですよ。
他には氷や保冷剤も使えますが、直接肌に当てない様にしましょう。
ガーゼやハンカチなどを間に挟んで冷やします。
肌に直接貼り付ける冷湿布も同様の理由で絶対に使用してはいけません。
メントールやハッカの効果で冷たく感じますが、皮膚を冷やしてはくれないので湿布は日焼けの対策には適しません。
外出先での対処法ですが、水道が使えるのであれば水で患部を冷やします。
見つからない場合にはペットボトルや缶の飲み物が便利です。
自動販売機かコンビニがあればそちらで冷たい飲み物を購入して、こちらも出来ればハンカチなどで包んで痛い日焼けの場所を冷やします。
外ではあまり冷たさが持続しないかもしれませんが応急処置にはなります。
水分補給も出来るのでいざというときには試してみてください。
日焼けはケアも重要
痛いほど日焼けした時には、痛みが引いたあとのケアも重要となってきます。
シミの原因にもなり得ますからね。
まず重要なのは失われた水分を補給してあげることです。
化粧水があればそれを使いますが、しみて痛い場合もあります。
そんな時には保湿クリームや軟膏がオススメです。
また火傷にいいとされるアロエ本体やアロエクリームもいいみたいです。
逆に使ってはいけないのが美白化粧品です。
一見効果的に見えますが、まだ炎症を起こしている状態ですので刺激が強すぎるのです。
また入浴時にも出来れば石鹸は使用しない方がいいです。
同じように刺激が強すぎるのでシャワーで汗を流すくらいが無難です。
保湿して弱った肌に刺激を与えないのが鉄則です。
一番は日焼け対策を万全にして焼けない様にすることかもしれませんね。
うっかり痛いほど日焼けした場合にはまず冷やして保湿する、これが大切です。