開花宣言が南から始まりいよいよ桜の季節が迫っています。
美しい桜が咲き乱れる春は私も大好きです。
写真を撮るにも春は鮮やかでいいですよね。
しかし意外と桜を撮るのは難しかったりします。
私もイメージ通りの写真にならずごちゃごちゃした感じのものになってしまいがっかりしたことが何度もあります。
そこで今回は桜を上手く撮るために意識したい3つのことを紹介したいと思います。
桜の色を意識する
1つ目はピンク色に固執しないということです。
日本の多くの桜は白に近い色です。
桜はピンク色だというイメージがあるために白をピンクで撮ろうとすると上手くいかなくなります。
せっかく素晴らしい景色なのにピンク色にしようと色を強調して雰囲気が損なわれてしまっているもったいない写真を見たことがあります。
まずピンク色と言う概念を捨てて、あるがままの自然な姿を撮影しましょう。
また淡い色彩の桜はその時の日差しの影響を強く受けます。
昼の桜と夕方の桜の写真は桜の色合いそのものが違うものとなります。
時間や天候が違う時に改めて撮影すると、同じ写真でもよりイメージに近い写真が撮れるかもしれません。
桜にテーマを足す
桜だけを撮るとイマイチな写真になりがちです。
何が撮りたかったのかわからないごちゃごちゃした写真になってしまいます。
そこで桜に何か1つ要素を足して撮影することを意識すると印象が良くなるはずです。
例えば建物と桜。
これも和風の神社などと桜を1枚の写真に収めるのとビルと桜では受ける印象が違うと思います。
このように桜にテーマを足してあげると何を撮りたかったのかはっきりとしたものになります。
周りに何もない時には空と桜でも空の青に桜が映えて綺麗です。
誰かと一緒なら人と桜で撮れば明るいイメージの写真になるはずです。
このように桜とテーマを足して写真を撮ることを意識してみましょう。
近づいて撮る
近づいて桜の花に注目して撮影してみましょう。
途端に本格的な雰囲気の写真になります。
デジタルカメラでしたらマクロ機能を活用しましょう。
恐らくどのデジタルカメラにもあるであろう「チューリップマーク」を押すと接写出来るマクロ機能が使えるはずです。
スマートフォンでも例えばiPhoneなら10cmまでは近づいて撮影できるはずです。
近づいて撮るとボケが発生するので雰囲気のいい写真が撮れますよ。
特に桜の花は密集しているので花の色がボケた淡い印象の写真になります。
他にも下に落ちた花びらに注目するとテーマ性のある写真が撮れます。
カメラの機種によって近づける距離が違うので確認するといいでしょう。
この距離以上に近づくとピントが合わないのでそこだけ注意しましょう。
以上3点ご紹介いたしました。
桜が咲いて写真を撮るのが楽しい季節です。
少しでも参考になれば幸いです。