暑くなってくると飲みたくなるのがアイスコーヒーですね。
すっきりとした味わいは体の芯からしゃきっとさせてくれます。
そんなアイスコーヒーを自分で簡単に作れる抽出法に水出しコーヒーがあります。
コーヒー豆や粉さえあれば簡単に出来るのでわざわざパックを買うよりもお得です。
水出しコーヒーとはどのようなものか、作り方や水出しコーヒーのメリットについてご紹介します。
水出しコーヒーとは
水出しコーヒーとはその名の通りお湯ではなく水を使って淹れるコーヒーのことです。
コーヒーはお湯を注いで抽出するイメージが強いですが、実は水でも抽出出来ます。
お湯に溶けるコーヒー成分は水でもある程度溶け出すため水で淹れることも可能なのです。
しかしお湯と違って成分が溶け出すのに時間が掛かります。
6時間から10時間以上の時間をかけてゆっくりと抽出することになります。
水出しコーヒーの特徴は味がマイルドだという点です。
アイスコーヒーは苦くて苦手だと言う人も水出しコーヒーで淹れたアイスコーヒーならば美味しく飲めるでしょう。
水には苦味成分が溶け出しにくいためマイルドな印象になります。
ただ香り成分も溶け出しにくいのでアイスコーヒーとしてはイマイチかもしれませんね。
ミルクを注いでアイスカフェオレには適していると私は思います。
香りと苦みが欲しい!と言う方はハンドドリップでお湯を使って抽出しましょう。
濃いめに淹れたものを氷を使って冷やすと香り高いアイスコーヒーが出来ますよ。
水出しコーヒーの作り方
水出しコーヒーの最大の特徴はその手軽さでしょう。
先ほど触れたお湯でドリップして氷で冷やすやり方は氷など用意する必要があり少し大変です。
一方水出しコーヒーは時間は掛かりますが、コーヒーを浸して待つだけなので非常に簡単です。
フレンチプレスなどの器具を使用してもいいのですが、無くてもマグカップや鍋・ペットボトルなど水が入れられる容器があれば作れます。
作り方は基本的に用意した容器に水とコーヒーの粉を入れて6時間から10時間を基準にひたすら待つだけです。
適度な濃さになったらペーパーでろ過して完成ですので簡単ですね。
ポイントは2点。
まずお茶パックを使うとろ過する必要すら無くなりさらに楽になります。
無理に使う必要はありませんが、100円ショップにも売っているので試す価値はあると思います。
2つ目は濃く抽出すること。
濃い分には薄めて調節できるので濃く抽出しましょう。
濃くするには待つ時間を増やすか、粉の量を多くすればいいです。
水出しコーヒーのメリット
私の考える個人的な水出しコーヒーのメリットは2つです。
1つはそのマイルドな味です。
コーヒー店では味わえないマイルドさは好みもありますが私は好きです。
カフェオレにするなら最適だと思います。
シロップをちょっと入れるだけでも甘みを楽しめるので苦味が苦手な人にも気軽に出せるのも魅力です。
もう1つは味が豆に左右されにくいという点です。
水でゆっくり抽出し、香りや苦味が出にくい水出しコーヒーの特徴から豆のグレードに味が左右されにくいです。
つまり高い豆でも安い豆でもあまり味が変わりません。
意識して飲めば分かりますが、完成品を出されて使用したコーヒー豆が高いか安いか尋ねられても答えれられる自信がありません。
個人的な水出しコーヒー最大のメリットは安い豆でも美味しいアイスコーヒーが作れるという点です。
一般的に高いコーヒー豆ほど香りが良くなりますが、水出しコーヒーには関係ありません。
安いコーヒー豆で気楽に気軽に作れるのが水出しコーヒーの良さでしょう。
皆さんもぜひ試してみてください。