夏と言えば麦茶ですね。
香ばしいスッキリとした味は夏にぴったりで我が家でもこの時期には欠かすことの出来ない大切な物です。
パック入りのもので作っていますが、今まではパックに水を入れてすぐに冷蔵庫で冷やしてました。
ところがパックに水を入れた後常温である程度置いてから冷蔵庫で冷やすとたったこれだけでも味が随分と変わったのです。
そもそも冷蔵庫にしまい忘れてしまったのがきっかけでしたが、こんなことで美味しくなのかと驚きました。
そこで改めて美味しい麦茶の作り方について調べて見ました。
美味しい麦茶の作り方
多くのご家庭ではパック入りの水出し麦茶を使用しているかと思います。
水に入れるだけで出来る手軽さは何物にも代えがたいものです。
そこで今回は水出しパックで美味しい麦茶を作りたいと思います。
いい機会だったので少し試してみましたが、ポイントは水です。
特に水出しの麦茶は成分を抽出するとはいえ大部分が水です。
そしてコーヒーほど濃くもないので麦茶の美味しさは水に左右されます。
ですので使用する水を一度煮沸し、カルキなどを抜くといいでしょう。
カルキ臭さが抜けると麦茶らしい香ばしさが引き立ちます。
面倒くさかったら市販のお水を使ってもいいかもしれませんね。
お茶を淹れる際には軟水の方が適しているので国産のものを購入しましょう。
まとめて一気にやってしまうのも手です。
煮沸した段階で火を止めて水出しパックを入れてしまうのです。
ポイントは抽出時間です。
水よりもお湯の方がより早く抽出されるので時間に気を付けましょう。
基本は30分で好みに合わせてそれよりも早く麦茶のティーバッグは取り出します。
ちょっと面倒ですが、何とも濃くてまろやかさも感じる麦茶になりました。
またもしお湯をたくさん沸かすのが面倒な方は蒸らす方法もあります。
ちょうどコーヒーを蒸らすように、麦茶のティーバッグに少量のお湯をかけて一分ほど蒸らすというやり方です。
この方法なら少しのお湯で大丈夫です。
1分ほど蒸らしたら普通に水を注ぎ、さらに30分ほど置くといい感じになります。
ここもお好みの濃さになったらパックを引き上げましょう。
ただ水を入れるよりも早く色が濃くなったような気がしました。
麦茶の効能
美味しい麦茶ですが、ただ美味しいだけではありません。
いくつか夏にぴったりの効能があるのです。
血行促進、胃の粘膜の保護、抗酸化作用もそうですが、夏に嬉しいのは体を冷やす働きがあることでしょう。
古くから知られている効果のようです。
昔から夏には麦茶を飲む習慣があったようですが、きっとこの体を冷やす効果を知っていたのでしょう。
私たちも先人の知恵を大いに活用したいですね。
熱中症対策にも水分補給と共に体を冷やす麦茶は最適です。
しかも麦茶はカフェインが含まれない飲み物です。
カフェインは確かに素晴らしい効果もありますが、利尿作用が強いので夏場の水分補給には不向きです。
ノンカフェインの麦茶は量を気にせずガブガブ飲めるので、これもまた夏には適していますね。
美味しい麦茶を用意して暑い夏を上手に乗り切りましょう。