オフィスチェアを中古で購入すると非常にお得だと前回紹介しました。
中古の椅子を買う際には出来れば実際に見に行った方がいいです。
最近では中古家具店のサイト上で写真を何枚も見せてくれますが、その目で見ないとわからないこともあります。
私も実際に中古のオフィスチェアを購入しましたが、実物を見て選んで正解だったと思います。
この体験を下に中古椅子を実際に見て買う際のポイントと題してチェックしたい点についてご紹介します。
座面の状態を確認する
中古の椅子で一番大切なのは座面の状態でしょう。
どんなに高性能なオフィスチェアを安く買えるとしても実際に座る座面がダメになっていれば購入する意味が無くなります。
オフィスチェアには座面だけ交換できるものもありますが、新品の座面は中古の椅子本体の価格よりも高いはずです。
これなら個人用の新品の椅子を買った方がいいでしょう。
さて座面の確認ですが、まずチェックしたのは見た目の状態です。
表面が綺麗なままクッションをへたらせるのはよほど器用でない限り無理なので、表面が擦れていなければ基本的にはクッションも大丈夫でしょう。
一方表面が擦れていてもクッションはまだ大丈夫かもしれません。
実際に座って体制を変えながらちゃんと体重を支えてくれるか確認しましょう。
表面に擦れや汚れがあってもクッションは大丈夫そうでかつ使う時に状態が気にならないなら安く買える可能性があります。
製造時期を確認する
中古車でしたら、走行距離の他にいつ作られたのかも重要な情報ですね。
中古の椅子でも製造時期を確認しましょう。
椅子の後ろ、あるいは椅子の裏に型番などの情報が記されたシールがあります。
そこに製造年の表記もあるのでチェックします。
ただこのシールはお店に来た段階で半分以上剥がされてしまっているようです。
確認出来ればラッキーくらいの情報ですが、分かるのであれば非常に大切な情報です。
例えば同じ価格帯で状態も綺麗な椅子が2つあったとします。
1つが5年前、もう1つが1年前の製造だったら後者を購入したほうがお得度が上がりますね。
またすごく状態が良くても製造年が古い場合には念入りな確認が必要です。
動かせるところを一通り動かしてみることをおすすめします。
電話やネット注文の場合でも重要な情報となるので確認しましょう。
臭いを確認する
これは見に行かないと分からないことですが、臭いはとても大事な情報です。
特に個人利用では自宅で利用することになり、臭いがあると置いておくだけでストレスになるので注意が必要です。
臭いにも色々ありますが、例えばタバコの臭いがするものもあるようです。
吸わない人にはタバコの臭いのする椅子はストレスになるはずです。
他にも加齢臭や香水の臭いが染みついた椅子もあるようです。
職場によっては同じ人がずっと同じ椅子に座っているわけですから、これは仕方がありませんね。
気になる臭いのするものはなるべく避けるべきでしょう。
発送前にクリーニングしてくれるお店もあります。
「こういう臭いがするので出来れば臭いも取ってほしい」と具体的に伝えておくと少しはマシかもしれませんが、長年染みついた臭いはなかなかとれませんね。
私はイトーキのオフィスチェアを購入しました。
臭いのしない物を選んで買いましたが、自分の匂いで満たされた自宅に置くと嫌な臭いではありませんがやはり少し気になりました。
ファブリーズした上で時間が経つとあまり気にならなくなりましたが。
ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、臭いは確認するべきでしょう。