にんにくは一度使うと料理に欠かすことが出来ない食材です。
香りもそうですが、味の深みが全然変わってきます。
しかし意外と高いんですよね。
いっぱい入っている方が安いのでついつい大量買いしてしまいます。
ところがいっぱい買ったにんにくも放置しておくと芽が出たり変色して使えなくなってしまいます。
せっかく安く買ったのにもったいない。
そこで今回はにんにくを少しでも長持ちさせる保存法をご紹介いたします。
にんにくを吊るそう
にんにくを吊るしている光景を見たことがある方はいらっしゃるでしょうか?
何かインテリアやドラキュラ避けのようですが、吊るすのは立派な保存法です。
にんにくは湿気が苦手で何もせずに放置しておくと痛んだり腐りやすくなります。
そこで吊るすことでにんにくの水分を飛ばしてしまえば、長く持たせることが出来るというワケです。
ポイントは2つで1つは風通しのいいところに吊るすこと。
ある程度乾かすのですから当然ですね。
もう1つは日陰に吊るすことです。
日光に当てると今度は芽が出て来てしまいます。
家の中だと玄関か開け放ったお風呂場、軒下あたりが吊るすのに適しているでしょう。
冷凍庫で保存する
ただ吊るすだけでは限界があります。
そこで使用するのが冷凍庫です。
凍らせてしまえば大体1か月以上の保存が可能となります。
冷凍した場合の保存期間は色々情報があって2週間から1年なんて情報もありました。
にんにくも野菜なので冷凍してあっても限界があると思います。
私は3か月くらいは問題ないのを確認していますが、1か月くらいで使い切ってしまった方がいいでしょう。
またにんにくを丸ごと冷凍庫に放り込んでもいいのですが、それだと場所を取ってしまいます。
そこでにんにくの粒を覆う皮を残したまま1粒ずつにして保存用の袋に入れるとだいぶスペースを節約できます。
しかも1粒ごとになっているので使う時も便利です。
冷凍保存した際のポイントですが、使う際には解凍せずにそのまま使用しましょう。
私も凍ったまま包丁を入れてみましたが、そんなに違和感なくカットできました。
みじん切りにして冷凍する方法もあるようですが、1粒丸ごと冷凍するよりも保存期間は短くなるでしょう。
ただしそのまま使える利便性があるのでそこは好みでしょうか。
漬ければ便利
また漬けてしまうのも1つの手です。
有名なのはオリーブオイル漬けですかね。
こちらも漬けてしまえば1か月以上の保存が可能となります。
オリーブオイル漬けはペペロンチーノなどが手軽に作れるので非常に便利です。
ただ個人的に汎用性が高いと感じるのは醤油漬けですかね。
オリーブオイル漬けは洋風の料理に用途が限定されますが、醤油漬けは使おうと思えばどんな料理にも使うことが出来ます。
醤油漬けのほうが私の食卓では活躍の機会が多いです。
これは各家庭によって違うと思うのでにんにくを漬ける際には、用途を想定してより使うものに漬けましょう。
せっかく保存期間を延ばしてもあまり使わなければ結局ダメになってしまいますからね。
なおにんにくのオリーブオイル漬けですが、常温保存だとまれに酸化して変な味になることがあるようです。
保存の際には密封出来る容器に入れて冷蔵庫で保管した方が長持ちするでしょう。