沸騰したお湯を注いでふわっと香る紅茶の匂い。
想像するだけでも穏やかな気分になり一杯お茶を淹れたくなります。
普段は特に意識せずに作る紅茶ですが、やり方次第でもっと美味しくなる方法があるようです。
今回はより美味しい紅茶を淹れる方法について調べてみました。
One for potの精神
最近ではティーパックでも美味しい紅茶が増えていますね。
気軽に入れられるので私も愛用しています。
ただ茶葉を使ってティーポッドで淹れる紅茶はやはり別格なような気がします。
ティーパックと比較すると香りが違うのだと思います。
さて茶葉を使って美味しい紅茶を淹れる1つ目のポイントはずばり使用する茶葉の量です。
茶葉の量を量るのにティースプーンを使用しますが大体1杯3gくらいです。
量りで3g量ってもいいでしょう。
また使う茶葉は好みで好きな物を使用しますが、有名なものでダージリンやアッサムあたりは癖もなく飲みやすいです。
紅茶の本場イギリスには「One for me, One for pot」という格言が存在します。
これは一杯は自分用、もう一杯はポッドのために茶葉を使えという意味です。
つまりこの格言に倣えば1人分を淹れる場合自分+ポッド用に2杯の茶葉が必要だということです。
2人なら2杯+1杯で3杯、3人なら3杯+1杯で4杯と具合です。
ただしこれは水の性質が硬水のイギリスの格言です。
日本の水は軟水なので市販の硬水を使って紅茶を淹れない限りは人数分+ポッド用では濃くなってしまい、苦みや渋みが出てしまう可能性があります。
そこで山盛りの1杯で試してみて徐々に微調整を加えてみてください。
ポッド用に1杯よりちょっと多めに茶葉を使うといいようだと覚えておいてください。
蒸らし時間
茶葉の量はわかりました。
もう1つ大事なポイントがポッド内での蒸らし時間です。
茶葉を入れたポッドにお湯を注ぎ少し時間を置きます。
これを蒸らしと言い美味しい紅茶には欠かせない要素です。
紅茶の香りはこの蒸らしで決まってきます。
蒸らしの時間は茶葉の種類によって変わってきます。
細めの茶葉なら大きい茶葉より当然蒸らしの時間は短くなります。
蒸らしの時間は
細めの茶葉なら約3分
大きい茶葉なら4~5分
くらいが適切とされています。
なおお湯の量ですが大体1杯150mlが適量とされています。
ただ普通は入れ物に合わせて1杯分の量のお湯を使う人が多いと思います。
私もカップに合わせて大体で決めています。
そしたら150mlで3分を基準にお湯が多いから蒸らし時間を長くするなど自分で調整してみてください。
そもそも3分も蒸らして紅茶を淹れていなかったので試しに3分で1杯淹れてみましたが、香りがいつもよりよかったです。
ぜひ皆さんもお試しください。