運動、スポーツ

テニスのメディカルタイムアウトと途中棄権について

先日行われたロジャーズ・カップでは錦織圭選手が準決勝まで勝ち上がりましたが、アンディ・マレー選手に敗れてしまいました。

マスターズ初優勝がかかっていただけに残念でしたが本人が一番悔しいでしょう。

足の負傷のようですが本人が1週間で治ると言っているので、全米オープンでは万全の状態で戦ってほしいですね。

ただでさえテニスは過酷なスポーツです。

1時間以上全力で動き続ける訳ですから、その負担は相当な物でしょう。

しかもプロテニスの試合はとにかく日程が厳しく連戦続きとなります。

そうなってくると試合中にどこか痛めることも当然ありえます。

そんな時に取れる選択肢がメディカルタイムアウト(MTO)と途中棄権です。

この2つについて見ていきましょう。

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メディカルタイムアウトとは

メディカルタイムアウト(MTO)とは試合中に怪我をしてしまった場合に治療のために与えられる時間のことです。

インジャリータイムアウトとも呼ばれます。

プレイヤーが申請して与えられる治療のための時間は最大3分間です。

エンドの交代時(コートの場所を変わる時)のコートチェンジ休憩の90秒間か、各セットが終わった後の休憩時間120秒間の間にも審判が認めれば治療や必要な処置を受けることが出来ます。

椅子に座り水分補給をするあの時間にテーピングを巻き直す様子が映ることがありますがあれです。

それとは別に緊急時に治療を受けることが出来るのがメディカルタイムアウトです。

ですので試合前から負傷していた怪我の治療のためにメディカルタイムアウトを要求することは出来ません。

1回の怪我に限り3分間の治療時間を取ることが出来るのがメディカルタイムアウトですので、例えば手首が痛んで治療した後に再度同じ個所が痛んでも再び申請することは出来ません。

しかし違う箇所の治療であれば認められます。

また3分間というのは診察をした上で治療を始めてから3分間です。

最大3分間ですので1分で治療が終われば、すぐに試合に戻らなければなりません。

治療終了後30秒以内に試合に戻らなかった場合には遅延行為とみなされてペナルティが科されます。

途中棄権について

途中棄権とは試合を途中で棄権することです。

これ以上試合を続けることが選手へ悪影響がある場合には試合をリタイアすることになります。

怪我や病気が理由で試合を途中棄権した際には6-3、3-1(Ret)のように表記されます。

途中棄権は最終的に審判が判断しますので選手から申し出て棄権することもありますし、メディカルタイムアウトを取って治療しても試合が続行できないと審判が判断すれば途中棄権となります。

ちなみに途中棄権することでATPのポイントが失効するようなことはありません。

例えばマスターズ1000の大会ならば

優勝 1000ポイント
準優勝 600ポイント
ベスト4 360ポイント
ベスト8 180ポイント

このようにポイントが与えられます。

例えば準決勝の試合で途中棄権してもベスト4という結果は変わらないので360ポイントを獲得することが出来ます。

しかし試合を見に来てくれた観客はもちろん中継を見ているファン、放映するテレビ局、スポンサーにも影響があります。

個人競技ですので途中棄権=試合終了を意味します。

特に日程が進んで決勝に近い試合ですと注目度も上がるわけで、影響を考えると簡単に棄権出来るものでもないわけです。

今回の錦織選手も途中棄権した際の影響を考慮して最後まで戦い抜いたのかもしれません。

個人競技ゆえの難しさですね。

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